魔法の言葉
春は花
夏ほとときす
秋は月
冬雪さえて
冷すずしかりけり
…道元禅師…
"あるがままの自分"
目に映る
景色そのものが
自分自身のありようで
自分自身が
移り変わる景色の一部。
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80歳になる
おばちゃんの言葉は
魔法のチカラをもっている。
人を引き付け
笑顔にする
とびっきりの魔法だ。
そのまんまの
人柄を感じさせる
その言葉は…
余すとこなく
懐に落ちてゆく。
小さな篩の
網目までも
さらさらと…
音を立てて
懐に落ちてゆく。。
おばちゃんの
心がのっかった言葉は
人の心の琴線に触れて
音となって人から人へと
響きわたる音色のようだ。
私のお腹は
黒いからね。
真っ二つに切ったら
黒いもんがいっぱい
出てくるのよ…
何時もの
おばちゃんの口癖だ。。
私は馬鹿だから
悲しいことも
すぐ忘れる。。
だから私は
大丈夫なのよ…と。
どんなことも大概は
笑い話に変えてきた人。
人を笑わせては
笑顔を贈れる
おばちゃんは
"どうなんだろぅ…"
家に一人の時は
何を思って
いるのだろう。。
私も腹黒いのよ…と
真っ二つに切ったら
黒いもんがいっぱい
出でくるんょ
…と言えば
おばちゃんも笑う。
一緒に笑い合うこと。
そんな
時間が愛おしい。
霞むことなく聡明な
濁ることなく透明な
優しい時間
おばちゃんはね
心の綺麗な…
とても綺麗な人よ。。
悲しみを笑いとばせる
しなる心のある
おばちゃんの様な人に
私もなりたい。
゚
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母の植えた曼珠沙華が
今年は昨年よりも
多くの花を咲かせました。、