Moon Letter # Ⅱ
月齢14,1歳。
『中秋の名月』
名月と満月が
8年振りに重なります。
昨夜、こちらの空では
雲の隙間から
顔を出してくれた月が
とても綺麗に見えました。
今夜はどうでしょうね…
月の光を
感じることが出きると
嬉しいですね。
**・*・#・。*・*・*・#。*☆
時間の経過と共に
少しずつ変わりゆく
空の色や空気感
雨の香りや風も花も
春夏秋冬…巡る季節
四季の流れの様に
人も…人と人とも…
今までの感情が
過去の自分となって
過ぎ去った季節と一緒に
瞬間…瞬間、息づいている。
だからかな…
月にも
愛しさを
感じるのは。。
【 Moon Letter🌙 # Ⅱ 】
from 月
優しさは
あげっぱなしでいい。。
…雫のコトバ
ぽつりと落ちた。
小さな
弧を描きながら
優しさは。。
優しさは
あげっぱなしで。。
あげっぱなしで。。
あげっぱなしで
いい。。
幾つも
幾つも弧を描き
心の真まで
弧の波はよせ
体中に溶けてゆく。
優しさは
あげっぱなしでいい。。
ぽつり
ぽつりと瞳から
音を立てて
暖かいモノが落ちた。
これが
心の色だろうか
こんな色を
していたんだ…
鏡に映る
醜い心のまんま。
ドス黒い涙が
何本も何本も
線になって溢れた。
丸ごと
人を好きになった。
丸ごとだと思っていた。
でも…
わかっていたはず
…なんて
わかってなんか
無かった。。
丸ごとも…
大切も…
出来もしないことを
簡単にコトバにして。。
何やってたんだろぅ。。
悲しいも淋しいも
辛いも苦しいも
好きな気持ちに
付いてきた。
ゆらゆら…
ざわざわ…
心に風が吹いた。
信じるょ…
信じてょ…
嫉妬し疑った
傷つけ傷ついた
優しさと真逆の
刃の言葉に
自分が嫌になった。
いい加減にしようょ…
自分に
何度も言い聞かせた。
でも…
心と言う名の
別の顔を持つ生き物は
想いとは裏腹な
行動を繰り返した。
自分を
信じることは
難しい。
互いを
信じることは
もっと難しい。
そんなことを…
僕たちは何年
続けてきたのだろう。
思えば…
こんなにも長い時間
繋がってこれたのは
不思議なくらい。
長い時間…
いろいろな事があったね。
変わってしまった事…
無くしてしまったモノ…
探しモノは何ですか?
目に見えるモノですか。。
無くしたモノを探してた。
僕の
欠けたモノを探してた。
心が欠けた
僕の心のその欠片を。
心に足りなかった。
心に…
足りなかったんだょ。
人に満たして
貰っても一瞬で
変わらないから…
何時まで経っても
何度繰り返しても
積もるのは淋しさ
自分を満たして
あげれるのは
自分にしか
出来ないから…
見つけたような
気がするょ。
僕の探しモノをね。
「これから」も
「さよなら」…も
「ありがとう」…もね
君が欲しい
優しさを教えて?
優しさは
あげっぱなしでいい。。
Dear…君へ